【ライフスタイル】
3人に1人が「インターネット」をきっかけに趣味を開始(2026年10月19日)
調査・研究~モバイル社会研究所で実施している調査・研究テーマのご紹介~
ポイント
- 趣味を始めたきっかけは「インターネット(SNSや動画サイト、Webサイト等)」が33.2%で最多。「テレビや本」(17.5%)の約2倍。
- 10~30代では4割近くがインターネットをきっかけに趣味を開始。10代女性では43.0%。
- 始めてから1年未満の趣味では44.1%がインターネットきっかけ。20年以上続けている趣味(18.8%)の2倍以上。
- インターネットがきっかけの人の67.0%は趣味を「ほとんど一人で行う」。友人がきっかけの人(33.7%)の約2倍。
調査結果
NTTドコモ モバイル社会研究所では、2026年2月に、全国の15~59歳男女を対象として趣味・娯楽とICTの利用実態に関する調査を実施しました。本レポートでは、趣味がある人(n=7,279)に、その趣味を始めたきっかけを聞いた結果をもとに、趣味との出会いにインターネットがどの程度関わっているのか、きっかけによって趣味の楽しみ方がどう異なるのかをみていきます。
また、モバイルICTの利用トレンドについてはモバイル社会白書にまとめて紹介しています。あわせてご確認ください。
1. 趣味を始めたきっかけ、最多は「インターネット」
15歳から59歳の男女を対象に、趣味を始めたきっかけを調査しました。なお、趣味が複数ある人については、もっとも熱中している趣味を対象として聴取しました。きっかけとして最もあてはまるものを聞いたところ、「インターネット(SNSや動画サイト、Webサイト等)で見て」が33.2%で最も高く、次いで「テレビや本で見て」が17.5%、「友人の影響、友人に誘われた」が13.2%、「親の影響、親がやっていた」が10.3%でした。インターネットは3人に1人にとっての「趣味の入口」になっています。
図1. 趣味を始めたきっかけ(単一回答)[%]
[調査対象:全国・15~59歳男女・趣味がある人・n=7,279]
2. 10~30代では4割近くがインターネットきっかけ、10代女性では4割超
次に、趣味を始めたきっかけを年代別に確認しました。インターネットがきっかけの割合は10代36.4%、20代37.3%、30代39.0%と、10~30代で4割近くにのぼります。40代(31.9%)、50代(26.4%)では低くなるものの、50代でもインターネットが「テレビや本」(24.3%)を上回り、最も多いきっかけとなっています。
一方、「テレビや本」は年代が上がるほど高く、10代で8.4%であるのに対し、50代では24.3%でした。「配偶者・子ども」も50代で11.0%と、ライフステージに応じたきっかけもみられます。また、10代では「友人」が19.8%、20代では「親・兄弟姉妹」が20.7%と、ほかの年代より高くなっています。
図2. 年代別の趣味を始めたきっかけ[%]
[調査対象:全国・15~59歳男女・趣味がある人・n=7,279]
※選択肢を以下のとおり統合・名称変更して集計。「親・兄弟姉妹」=「親の影響、親がやっていた」「兄弟姉妹がやっていた」、「配偶者・子ども」=「配偶者・パートナーや自身の子どもの影響」、「学校・習い事」=「家庭教育や習い事」「学校の授業や部活動で経験して」、「仕事・地域」=「仕事の影響」「近所の人や地域のコミュニティの影響」。
性別・年代別にインターネットがきっかけの割合をみると、10代女性が43.0%で最も高く、10代男性(29.8%)を13.2ポイント上回りました。20~40代でも女性が男性をやや上回る一方、50代では男性27.1%、女性25.8%とほぼ同水準です。全体では男性31.9%、女性34.5%でした。
図3. 趣味を始めたきっかけが「インターネット」の割合(性別・年代別)[%]
[調査対象:全国・15~59歳男女・趣味がある人・n=7,279]
3. 実施年数が短い趣味では、インターネットが主なきっかけに
次に、趣味の通算の実施年数別に趣味を始めたきっかけを分析しました。その結果、インターネットがきっかけの割合は、始めて1年未満の趣味で44.1%、1~3年未満で45.3%と4割を超え、20年以上続けている趣味(18.8%)の2倍以上でした。一方で、20年以上続けている趣味では「テレビや本」(26.2%)や「親・兄弟姉妹」(20.3%)が高くなっています。
長く続いている趣味では、テレビや本、家族の影響をきっかけとする割合が相対的に高い一方、ここ数年で始めた趣味では、インターネットが主要な入口となっていることがわかります。
図4. 趣味の実施年数別の趣味を始めたきっかけ[%]
[調査対象:全国・15~59歳男女・趣味がある人]
4. インターネットがきっかけの趣味は「ひとりで楽しむ」傾向
次に、趣味を始めたきっかけ別に、趣味を一人で行うか、誰かと一緒に行うかを確認しました。インターネットがきっかけの人では「ほとんど一人で行う」が67.0%と、全体(53.3%)を上回りました。「テレビや本」がきっかけの人も61.8%と高く、メディアを通じて出会った趣味は一人で楽しまれることが多いといえます。
一方、「配偶者・子ども」がきっかけの人では「ほとんど誰かと一緒(複数人)に行う」(32.7%)と「誰かと一緒に行うことが多い」(19.6%)をあわせて5割を超え、誰かと一緒に行う割合が高いことがわかりました。また、「友人」がきっかけの人では「ほとんど一人で行う」は33.7%にとどまり、誰かと一緒に行う割合が比較的高いことがわかりました。身近な人がきっかけの趣味は、その後も人と一緒に楽しまれやすい傾向がうかがえます。
図5. 趣味を始めたきっかけ別の趣味を行う際の状況[%]
[調査対象:全国・15~59歳男女・趣味がある人]
モバイルICTに関する調査結果は「モバイル社会白書2025年版」でも紹介しています。
当白書は、ICT利用状況全般の調査結果をまとめていますので、ぜひご覧ください。
モバイル社会白書2025年版(全体)
調査概要 ―「2026年 趣味・娯楽とICT調査」―
| 調査方法 | Web |
|---|---|
| 調査対象 | 全国・15~59歳男女 |
| 有効回答数 | 7,946(本レポートでは趣味がある人:7,279人を対象に分析) |
| サンプリング | QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。 |
| 調査時期 | 2026年2月 |
問い合わせ先
本レポートのお問い合わせについては、「お問い合わせページ」でご確認ください。
モバイル社会研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『モバイル社会白書』として下記のURLで公開しています。ぜひご活用下さい。
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/
